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2009年12月 アーカイブ

2009年12月01日

雑煮の調理法は

雑煮の調理法は地域ごとに特色がある。また土地の特産物を入れるなど、地方によって特色がある。例えば千葉県東北部では、濃口醤油の澄まし汁仕立てで焼き角餅のお雑煮に「ハバノリのふりかけ」(鰹節も混ぜる場合があり)をかけて食べる。また愛知県名古屋周辺の特徴的なお雑煮では、餅と小松菜の一種である「もち菜」(正月菜とも呼ばれる)を入れて白醤油の澄まし汁仕立てで鰹節をかけたものがあり、富山ではそれに加えて魚や蒲鉾などを入れて食べるものがある。島根や鳥取の一部では、一般に「汁粉」や「ぜんざい」と使われることが多い小豆汁に餅を入れたものを雑煮と呼ぶ場合もある。なお鳥取では、新たな県の名物としてカレー雑煮が「鳥取カレー倶楽部」などによって広く紹介されている。

なお長崎県島原市の具雑煮のように、季節や風習にとらわれずに通年食べられる物もある。また、一部の喫茶店や茶店では軽食メニューとして雑煮がある店もある。
気候的に米作に適さず、近代まで米食の習慣がなかった沖縄県には現在も雑煮を食べる風習はないが、同じ琉球文化圏に属する鹿児島県奄美地方においては比較的普及している。
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だしについては地域によって種類がいろいろある。例えば昆布、鰹節、カタクチイワシの煮干し(瀬戸内海沿岸など)、スルメ(岡山県県北地域など)などである。

雑煮の汁は地域によって色々なものがある。主として東日本及び九州は澄まし汁が多く、関西は白味噌仕立てが多い。
雑煮に入れる餅の大きさや形は地域ごとに差異がある。主として北海道を除く東日本では四角形の切り餅(角餅)、西日本では丸餅に大別される。おおむね新潟・長野・岐阜・三重県以東は角餅で富山・石川・福井は混在、それより西は丸餅である。北海道では丸餅と角餅が混在しているが、これは明治以降に移り住んだ人たちによって全国各地の雑煮が持ち込まれたためである。

2009年12月17日

語彙

外来語や新しい概念を取り入れるときには形容動詞が用いられることが多く、形容詞では「黄色い」「ナウい」など僅かの例があるに過ぎない。ただし、「-らしい」「-っぽい」のような接尾語を加えることで、多くの名詞を形容詞化することができる。また、形容詞はより感情のこもった語であるという語感を持つことから、近年「ケバい」「ダサい」「ヤバい」のような多くの新語が誕生して、普及している。

語の変化しない部分を語幹といい、語幹につくことで文法的機能を表すものを語尾という。学校文法では「く」や「し(い)」「から」などの部分のみ語尾と呼ぶが、現代の言語学の視点ではいわゆる助動詞や助詞(動詞に接続するもの)も語尾である。いわゆる助動詞は語尾のうち、派生語幹を作ってさらに語尾をとるものであり、助詞は句や文の終わりで使われる語尾である。

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学校文法における動詞の活用形は、語根(究極的な語幹)に直についた語尾による語形変化のみを記述しているが、形容詞の場合は派生語幹による語形変化を主とする。「高き(taka-k-i)」「高く(taka-k-u)」「高からず(taka-k-arazu)」のように「く」「き」「から」といったように活用形を決めているのであるが、これらの変化していない語幹部分を見ると、kまでであり、k幹に語尾がついた形を分類している。一方、終止形の「高し(taka-si)」や合成語の「高み(taka-mi)」「高光る(taka-bikar-u)」のような語形をみると、語幹はtakaまでであることが分かり、この部分までが形容詞の語根である。

形容詞が文法的意味を表すために語尾をとる場合、「高からず(taka-k-ar-a-zu)」「高かるべし(taka-k-ar-u-be-si)」「高ければ(taka-k-er-eba)」のようにほとんどkと語尾との間に-ar/(er)(あり)を挟む。-ar(あり)は単独では存在を表す語であるが、ここでは名詞句と形容詞を結ぶ指定・措定の機能を果たしているからである。これは英語において形容詞がbe動詞によって結ばれているのと同じ理屈であり、主として活用するのが形容詞ではなくbe動詞であるように、日本語においても活用するのは-ar(あり)の方である。形容詞自身が活用するのは修飾語としての連用形・連体形と、現在・肯定の述語用法である終止形だけであり、動詞と同じ6活用形でまとめてはあっても、そのあり方は大きく異なるのである。

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