菓子の発展に大いに役立ったのが、お茶の伝来と普及があげられます。お茶が伝来したのは、奈良時代(聖武天皇の頃、729年)遣隋使により伝わり宮中で引茶の会が催されたとありますが、本格的に茶を栽培し普及に力を注いだのは、1191年(鎌倉時代)栄西上人が宋から茶苗を持ち帰えったことに始まります。茶を楽しむ茶道が始まり、太閤秀吉の桃山時代に至ってその極に達しました。
この茶道の隆盛とあいまって、点心としてのお菓子が求められました。点心も中国から渡来したならわしで、食事と食事の間に食べるものや茶けをいいます。当時の点心は第1が羹類、第2がめん類、第3がまんじゅう類、第4がもち類でした。まんじゅうは室町時代(1341年)に中国の林浄因によってもたらされたものです。
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